食育だより2号 2025年度
2025.07.22

○給食が始まりました!
新入園児のおともだちも18日より給食がスタートしています。バナナの皮がうまくむけなかったり、お味噌汁のお野菜をよけるおともだちもいましたが、ハヤシライスはおかわりしてくれました。これから少しずつ、ふたば幼稚園の給食に慣れていってもらえると嬉しいです。
21日には、月ぐみさんと花ぐみさんが、筍掘りに出かけました。パスタソースやお吸いもの、筍ご飯にして提供しています。筍やよもぎ、ふき、せりなどの春が旬の苦味の食材は、春に弱まりやすい肝の働きを助け、気や血の高ぶり(頭痛、鼻づまり、のどの痛みなど)を抑えてくれます。積極的にとり入れて食べることで調子を整えていきましょう。
○梅干し講習のお知らせ
毎年恒例の梅干し講習会。今年も、長年マクロビオティックや薬膳の講師として活躍されている靏久ちづ子先生です。梅干しの漬け方はもちろんですが、食や暮らしに関するお話は学ぶことが多いです。胃腸の調子を整え、栄養の消化吸収をよくする梅干し。一緒に漬けてみませんか?
・日時:6月7日(土)10:00〜12:00(予定)
・場所:ふたば幼稚園
梅の量、料金等は後日お知らせします。
※土曜日ですので園児は託児を致します。
(託児料300円)
○山下先生の野草教室
4月17日志賀島保育園のさくらぐみさんと月ぐみさんで休暇村へよもぎ摘みに行ってきました。初めての野草教室で少しドキドキしているようでしたが、山下先生から「これがよもぎだよ。」「1人10枚!」「裏が白くて、ちぎると白い糸がでてくるよ!」などと教わると、子どもたちは次々に「これ?!」「いいにおいがする~!」などと声をあげながら、たくさんよもぎを摘むことができました。幼稚園に帰って、さっそくお団子作りに取りかかりました!
①沸騰したお湯でさっと茹でる(塩少々入れるとキレイな緑のままで味も良い)。
②すり鉢であたり、白玉粉とよく混ぜ、丸める。
③みんなで丸めた団子を茹でて、給食室手作りのあんこときな粉、休暇村で見つけたタンポポの花びらを飾って、おいしくいただきました!
~野草研究家の山下智道先生~
北九州の自然の中で植物に親しみながら幼少期を過ごされました。海の植物(海藻)、虫など生き物にもとても詳しい先生です。「一つの草に一つの愛を」の先生の言葉通り、足元にある小さな草花や身近な植物に気づき、自然と共にくらす素晴らしさを伝えて下さる先生です。
月ぐみさんは山下先生と一年を通して、四季折々の自然の姿を見つけながら、食べたり、チンキ(虫よけ)を作ったり、染めたり?!・・・
自然界が与えてくれるゆたかなめぐみを受けとって、やさしくたくましい心身を育んでほしいと思います。
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