食育だより9号 2025年度
2026.01.23
二学期の修園式の今日は冬至です。一年で最も昼が短く夜が長いころ。これから日が伸びていくので昔は冬至が一年のはじまりでした。柚子湯はその香りや薬効でからだを清める禊ぎの意味があったそうです。新たな生を受けとる気持ちで一年を無事に終えられる感謝の気持ちで節目を迎えたいですね。三学期も元気いっぱいの子どもたちに会えるのを楽しみにしています。ご家族そろって良いお年をお迎え下さい。
~ 志賀島のお雑煮をご紹介~
むかしは鰆を暮れから塩切りにして下げておいたものから1日分を切り取り、小さく切ってざっと塩抜きをして使っていたそうです。野菜は根菜類に火を通し串にさしてだし汁の中で温めます。博多雑煮はぶりが主流ですが、鰆が特徴の志賀島のお雑煮を格別に美味しく、新年は志賀島の郷土料理のお雑煮を子どもたちと一緒に頂くのを楽しみにしています。
戸練先生 重ね煮教室のご報告です♪
戸練ミナ先生の重ね煮講座にご参加いただきありがとうございました。
給食室も4年ぶりの先生との再会に初心にかえり学び多き時間になりました。重ね煮そのもののようなエネルギッシュでほがらかな先生のお人柄。料理できることの感謝や楽しさをあらためて教えていただきました。丁寧にたべものと向き合い当たり前ではない日々に感謝し、子どもたちの声を聞きながら料理ができるしあわせを再確認しました!
今講座のテーマは「はじまり」でした。はじめて重ね煮する方。料理することの感覚が変わった方、苦手な食材と向き合えた方・・・参加されたみなさんの感想を聞きながら各家庭や職場で試行錯誤されながら健やかでありたいと願う気持ちがとても伝わってきました。戸練先生の「はあも煮」を通してそれぞれの方の中のはじまりを感じ、あたたかな気持ちとともに講座を終えることができました。
もしかしたら…来年も来ていただけるかもしれませんので、今回参加が叶わなかった保護者のみなさんも次回はぜひご参加ください♪
お鍋の中の宇宙
講座で使用した透明のお鍋の中では、下から順に火が入り、上の野菜と調和していく様子が見えました。重ねる順番は野菜が大地でどのように生長していくのかに関係しています。原則として、土の上で育つ野菜は下の層に、下で育つ野菜は上の層に。陰陽論に基づいて重ねるのが美味しさの秘密です。
※陰陽とは、中国古代の思想。天地間にあって互いに反する性質を持った二種の気、両者の相互作用で万物が作り出されたとした。
基本の重ね煮
~アレンジメニュー~
・重ね煮の炊き込みご飯
・だしいらずのお味噌汁
・重ね煮豆腐ハンバーグ
・青菜のごま和え
来月の給食に登場します!
今回、ママクッキングでお伝えしている基本の重ね煮を直伝いただきましたが、重ね煮のバリエーションは無限!手間ひまかかって難しそうと思われるかもしれませんが、お鍋の中で重ねた野菜が調和しておいしくなるように、野菜と向き合う時間は穏やかで平和な気持ちになります。子どもたちと一緒に作るとびっくりするほどおいしい重ね煮ができると先生も仰っていました!
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