食育だより【2022年2号】ふたばっ子もりもり通信
2022.05.06
○ヨモギ茶・ヨモギ団子作り
5月、初夏です!
暦の上では5月5日は立夏。夏のはじまりです。
新学期が始まって早いもので1ヶ月が過ぎようとしています。月組(年長)さんは毎日のように園外へ出掛けています。採ってきたヨモギを炒ってヨモギ茶にしたり、ヨモギ団子を作ったりして春の野草を満喫しています。4月20日には、花組(年中)さん、星組(年少)さん、キラキラ(満3歳児)さんのみんなで初めて花畑で外遊びを楽しみました。
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4月18日より新入園児さんも給食がスタートしました。初日は「カレーライスとバナナ」でした。キラキラ組さんは全員おかわりをするもりもりぶりを見せてくれました。園ではそれぞれのお子様に合わせてごはんやおかずの量を調整して完食やおかわりができるようにする等、工夫しています。
※ふたば幼稚園の給食の基本は身土不二、一物全体を取り入れた伝統和食ですが、新入園児さんが入園した新学期は和食に慣れていない子どもにも食べやすいメニューを提供しています。食材や調味料のこだわりに変わりはありません。徐々に和食がスムーズに食べられるように工夫しています。
○調味料のおはなし 〜塩 その①〜
みなさん使い慣れた調味料がおありだと思います。もちろんなんとなく選んでいるという方もいらっしゃるでしょう。調味料は毎日欠かさず使うものですから質のよいものが大切です。昔ながらの製法で作られたものをオススメします。
・自然塩/天然塩/自然海塩
自然塩、天然塩、自然海塩は、ミネラルの残った自然の海水に近い成分で、太陽と風の力で作る完全天日塩と、低温でじっくり火を入れて作る平釜塩があります。どちらも昔ながらの製法で作られています。低温で作るとミネラルが壊れません。味もまろやかです。
・再生加工塩
再生加工塩とは、メキシコやオーストラリアから天日塩を輸入し、溶解したものに、にがりなどを添加した再生塩のことです。
・イオン交換膜製法塩
イオン交換膜製法塩とは、電気分解で海水から塩化ナトリウムを99.5%以上にした塩のことです。「精製塩」(食塩)と呼ばれています。人間にとって必須なミネラル分(カリウム、カルシウム、マグネシウム等)が取り除かれてています。純度が高いため、味は塩辛いです。
・岩塩
岩塩は、ヨーロッパや北米、アジアで採取され、地柄変動で海水が陸に閉じ込められ、長い年月かけて結晶化したものです。
・湖塩
湖塩は、ボリビアやチュニジアの海湖で採取される塩のことです。
おすすめは自然塩・天然塩・自然海塩です。参考にして頂ければと思います。